(最終更新日:2017年1月18日)
爽やかな花のような香りのカルダモン、
インドカレーには欠かせないスパイスの一つです。
今回はこのスパイスに注目してみたいと思います(^^)
Contents
スパイスの女王と言われるワケは?
コショウが王様・カルダモンが女王などと言われていますが、その理由はというと・・・?
素晴らしい香りも然ることながら、原産地インドでの高値で取引されてきた歴史に由来します。
現在でも、サフラン・バニラについで高値で取引されています。
カレー粉のグレードはカルダモンの含有量で差が出るとまで言われるそうです。
そんなカルダモンの効能はというと・・・
○消化促進・・・唾液や胃液の分泌を促す
○口臭予防・・・カルダモンに含まれるシオネールが消臭効果を持つ
○ダイエット効果・・・カルダモンを噛むと血行が良くなり、脂肪燃焼効果や利尿作用がある
○リラックス効果・・・香りには緊張を解き、心を落ち着かせる効果がある
女王の名にふさわしい、嬉しい効能がいっぱいですね(^^)
香りが強いカルダモンと相性のあるスパイスは?
カレーのスパイスは何種類かを組み合わせて使われることは誰もが知るところ!
では、実際にどんなスパイスが使われているか見ていきましょう!
いわゆる「カレー粉」と言われるものは、
各メーカーが独自のブレンドをして美味しい配合を研究しています。
“原材料名”のところには配合量の多い順番でスパイス名(食材名)が並んでいます。
<必ず入っているスパイス>
ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、カルダモン、シナモン、ブラックペッパー、唐辛子、ジンジャー
<概ね入ってることが多いスパイス>
クローブ、スターアニス、陳皮、ナツメグ、フェンネル
<メーカーによって異なるスパイス>
ローレル、タイム、バジル、メース、ローズマリー
このように、一言で「カレー粉」と言ってもブレンドは様々!
中でもカルダモンと相性がいいのはコリアンダーとクミン
”コリアンダー”はレモンのような香りで、カルダモンとは仲間のよう
”クミン”は単品ではあまりいい香りはしませんが、カルダモンと組み合わせることで香りが引き立つと言われます。
カレーは「あ、この味好き!」「香りが違う!」と、人それぞれ好みが分かれるのもうなずけます。
カレーのスパイスには最高の香辛料!
カルダモンはもともとインドに自生していたスパイスということで、
インドを始め近隣国のスリランカやネパールのカレーにもよく使われます。
さらさらとした、粘度の低いカレーの方がカルダモンには合うようです。
吉祥寺の行列のできる人気店「サジロカフェ」はネパール(?)のおじさん&お兄さんが
本場のネパールカレーを作ってくれます!
(引用 http://sajiblo.exblog.jp/)
初めていただいた時、カルダモンがゴロゴロ出てきてびっくりっ(笑)
とても香りのいいマイルドなカレーを出してくれるお店です(´∀`)
全然辛くないレベル0が基本0.5~お好みで辛くしてもらえますよ!
(引用 http://sajiblo.exblog.jp/)
けして広い店内ではないですが、なんだか落ち着きます。
【サジロカフェ】
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-36-8 TEL 0422-77-9468
○○と合う意外な食べ物は?
ほんのり甘く、清涼感のあるカルダモンの香りはカレー以外にもフルーツとの相性がピッタリです!
フルーツポンチやゼリーの風味付け使われたり、
フルーツケーキのスパイスの一つとして欠かせないものとなっています。
最も古いスパイスの由来は?
カルダモンは最も古いスパイスと考えられているのは、
インド発祥と言われながらも、
世界各地で様々な使われ方をされた歴史を持つスパイスだからです。
暑い国アラブ諸国では体の熱を取るとされ人気があります。
一方で寒い北欧諸国やヨーロッパでは冬に欠かせないスパイスとされています。
また古代エジプトでは薬やお香としても試用されていました。
日本でもショウズクという和名で生薬の一種とされています。
様々な使い方ができる「カルダモン」
一度ハマるとスパイス棚にないと落ち着かない?
爽やかな香りの虜となってしまいます(*^^*)
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