(最終更新日:2017年1月17日)
今年は花粉の飛散が早いですよ~とテレビやラジオで言われ始めました。
花粉症が酷い方はすぐにでも対策を取りたいですよね。
今年のスギ花粉、いつから飛散するのか、調べてみました!
Contents
2016年今年のスギ花粉は多い?少ない?
毎年の花粉の量は前年の夏の気温次第って知ってますか?
夏の気温が高く、良く晴れている日が多いと、
花粉を飛ばす雄花が活発に発達します。
つまり、翌春の花粉の飛散量は多くなるんですね。
では2015年の夏はどうだったのでしょうか?
2015年の夏は「短期集中型」でした。
東日本では8月上旬に猛暑日が集中しましたが、
8月下旬の気温は平年を大幅に下回りました。
また西日本では8月中旬は前線の影響で、下旬は台風の影響で天気が崩れ、
やはり8月下旬の気温は平年を大幅に下回りました。
この結果、雄花の育成は平年よりも発達していないので、
今年の花粉量は平年よりも少ないと予報が出ています。
スギ花粉が飛び始める時期は?
積算最高気温をご存じですか?
スギ花粉の飛散開始日の予測において目安になる気温ですが、
毎日の最高気温を足していったものが積算最高気温といいます。
スギ花粉の飛散は1月1日から換算した積算最高気温が西日本では400℃から500℃、
東日本では300℃から350℃になると始まるといわれています。
(引用元:http://www.kafunst.info/)
今年の気温は1月下旬にかけて強い寒気が流れ込みやすくなります。
2月から3月にかけての気温は、西日本と東日本で平年並みか高く、北日本ではほぼ平年並みの予報です。
なので、西日本と東日本では例年より早く飛散開始予想が出ています。
北日本では例年並みの予報です。
(引用元:http://www.tenki.jp)
地域によって違う?花粉のピークは?
花粉のピークになる時期は、気温と総飛散数に関係があるとされています。
なので、地域によってピーク時というのは異なります。
2月と3の気温は平年並みか高めと予想されていますが、
それでもピーク時を早めるほどではないようです。
2016年の花粉のピークは福岡から順に2月下旬から3月上旬、
次いで高松・広島・大阪・名古屋・東京は3月上旬から中旬の見込みです。
金沢と仙台は3月中旬から下旬にピークを迎える見込みです。
(引用元:http://www.tenki.jp)
スギ花粉の時期はいつまで続くの?
このスギ花粉がいつまでつづくのか、
というのが花粉症の辛い症状に悩まされている人間としては一番の問題かと思います。
スギ花粉は2月から飛散し始め、ピークが3月から4月。
では、問題の終息は?というと残念ながらはっきりしないんです。
というよりも、真夏以外は飛んでいる、というのが正しい言い方かと思います。
それでも6月頃には減少し、花粉の影響を受ける人も少なるなるとは思いますが、
たまに、花粉が飛んでいるような感じの鼻水だ、と思うような症状が出るときは、
飛んでいる花粉に反応しているのだと思いますよ。
まとめ
今年は花粉の飛散量は関東では比較的、少なく感じられそうですが、
全く飛ばないというわけではもちろんありませんので、早めの対策を考えましょう。
また、スギ花粉が終わったらヒノキ花粉と時期がずれて花粉は飛散します。
何に反応してしまうか、わからないので、対策は怠らないのがいいと思います。
ちなみに、北海道ではスギ花粉はありませんが、シラカバ花粉はあります。
全く花粉に悩まされずに生活をしたいと考えるなら、国内では沖縄だけが花粉とは無縁ですよ。
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