(最終更新日:2016年12月28日)
周りの人にも近頃アトピーで悩んでいる人が多くなり、
食事に気を配り温泉療法などを試みているとよく耳にします。
そこで今回はアトピーについて調べてみました。
Contents
*アトピーってどんな症状?
☆アトピー性皮膚炎の症状 ・かゆみがあります。
・赤い発疹(ほっしん)が出ます。
・ジクジクした赤い発疹が出ます。
・皮膚の表面が硬くなります。
・皮膚が細かく剥がれてきます
・症状が左右対称です。
・症状が繰り返しおこります。
これらの症状にあてはまるようなら、
軽症、重症を問わずアトピー性皮膚炎であると診断されます。
アトピーには重症度という基準があります。
人によって症状の程度は違うのですが、たった一つ共通する症状があります。
それはかゆみです。
それはもう猛烈にとにかく痒いのです。
アトピーのかゆさはとても我慢できるものではなくて、血が滲むほどかきむしってもまだ痒いです。
やがて、かきむしって傷ついた肌からは浸出液(しんしゅつえき)という
黄色っぽい汁が出てきます。
ここまでくるともう痛いのか痒いのかさえ自分でもわからなくなってきます。
そのかゆみは夜も眠れないほど強烈で、寝ることができても寝ている間にかいてしまい、
朝目を覚ましたらベッドや枕、
そしてお気に入りのパジャマには血のシミが付いていたりします。
*アトピーに効く泉質は?
一般的にアトピーに効く温泉の泉質としては、硫黄泉をはじめ、
単純温泉、炭酸水素泉、塩化物泉などがあげられてます。
しかし、アトピー性皮膚炎は、人によって症状や程度が異なるため、
これらの泉質が万人に効く温泉とは限らないのが現状です。
皮膚に住み着く黄色ブドウ球菌の増殖が、
アトピー性皮膚炎の症状を悪化させている原因の1つではないかといわれてます。
細菌の殺菌効果に優れている酸性泉で症状が改善したというケースがある一方で、
刺激の強い酸性泉が肌質に逢わず、
かえって症状が悪化してしまったというケースも見られます。
そのため、アトピー性皮膚炎の症状改善を目的とした温泉湯治療法を実践される方は、
独断で判断するよりも、専門の医師や主治医に相談の上、
適切な方法で行ったほうが良いです。
*どれくらいの頻度・入るのがベストなの?
意外と知らない方も多いのですが、温泉の効果効能を得るために行う「湯治」とは、
通常3~4週間程度の期間(あまり長すぎても皮膚になれが生じて、効果が得られにくくなる)を要し、
かつ、1日に2~3回(体力のない老人や幼児は1回程度が良いケースもありますが)の
入浴が必要だとされています。
*温泉に入る際注意すべき点は?
・アトピー性皮膚炎に効く温泉の泉質は8種類ありますが、全て良いというわけではないので、
実際に入ってみて、自身に合う温泉を探す必要がありますが、時間もお金もかかるため、
最初は、肌がデリケートな人でも入浴しやすいと言われている「単純温泉」を試みてみるのが良いでしょう。
効能も幅広く、名湯と呼ばれる温泉には単純温泉が多いです。
特に症状が悪化している場合、お湯の温度が高い上に肌に合わない成分が直接触れることで、
刺激が強すぎて逆効果になることがあります。
塩分濃度が極端に高い温泉も、皮膚の角質が剥がれてしまう恐れもあるので避けたほうが無難でしょう。
1感染症にうつる・うつす可能性があります:
医学的な効果を持つと定評のある温泉には、様々な病気を持つ人たちが集まって治癒を行っています。
効果が高いといわれる温泉ほど重症の患者さんも多いので、
感染などを避けるため衛生面の注意を怠らないようにしましょう。
炎症を持ったアトピーの皮膚からは、体液が流れ出ています。
そこからの感染の可能性も無いとは言えません小さい。
お子さんやお年寄りなどの場合は、特に配慮が必要です。
2症状が悪化しているときは逆効果になる場合もあります:
温泉には多くの成分が含まれているので、アトピーの症状が悪化している時には
それらの成分が刺激になり、症状がかえって悪化させてしまうこともあります。
温度が高すぎる温泉も、アトピーの症状を悪化させてしまうことがあります。
31度の入浴では効果がないので継続する必要があります:
温泉の効果を利用して病を治す湯治には、1日に2~3貝の入浴を1か月くらい続ける必要があります。
ですから1か月に1度の日帰り旅行などで入浴したり1~2泊程度の温泉旅行に出かけたのでは、
*まとめ
温泉による効果を得るためには、3~4週間ほど、1日に2~3回の入浴が必要だと言われます。
つまり1~2泊程度の温泉旅行で効果を期待するのは難しいという事です。
また、足繁く温泉に通ったとしても、頭がのぼせる、身体が火照るといった軽い症状や、
倦怠感や不眠といった症状が起こることもあります。
そのため、自己判断での治療は難しいので、主治医や専門家の指示の下で行うことが重要です。
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