(最終更新日:2016年10月26日)
塩化物泉は万病に効くといってよいほどたくさんの効能・効果があります。
お湯に浸ってもよし時に飲んでも良いです。
と言ってもやはり入浴飲用にあたっては注意点も多々ありますので
それら注意点をよく把握されたうえで温泉を楽しんでくださいね♪
*そもそも塩化物泉って何?
塩化物泉は日本の源泉の27%を占め単純温泉に次いで多い泉質で食塩泉とも呼ばれています。
海水の成分に似た食塩を含み塩辛くて無色透明な湯です。
温泉1kgあたりの溶存物質の総計(ガス性のものを除く)1000mg以上あり、
かつ陰イオンの総量の20%以上が塩化物イオン(塩素イオン Cl-)である場合に塩化物泉となります。
日本の温泉では塩化物泉の名前の多くに「塩」の字が使われています。
鹿塩温泉(長野)熱塩温泉(福島)塩原温泉郷(栃木)塩釜温泉(栃木)塩田温泉(兵庫)などがあります。
*塩化物泉の効能は・
・保温効果の高い温泉として「熱の温」と呼ばれることもあります。浴内の塩分濃度が高いほど、からだの深部温度が上昇し、出浴後の保温効果も強いです。
・「温まりの湯」と呼ばれ塩分の殺菌効果があります。
・塩化物泉に入ると、心身をリラックスさせる副交感神経が優位になる傾向があります。
・ほかの泉質と比較しても作用が穏やかなので湯あたりや副作用なども少なく、また出たとしても軽いです。
一般適応症として・・・ 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動マヒ・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病(飲用の効果高い)・痔疾(飲用あり)冷え性・病後回復期・健康増進
泉質別適応症として・・・ 切り傷・火傷・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・慢性便秘症(浴用の効果あり・飲用あり)肥満症(浴用の効果あり)月経障害(浴用の効果あり、飲用あり)貧血(浴用の効果あり・飲用あり)
★病名の後ろに何も( )の記載のないものは浴用の効能が高いものとします★
*塩化物泉はこんな人におすすめ!!
ほかの泉質と比較しても作用が穏やかなので湯あたりや副作用なども少なく、
また出たとしても軽いとされているので年配の方や病気の回復期の方にも勧められています。
・塩分が肌に膜を作るため、汗の蒸発を防ぎ保温効果があるため湯冷めをしにくいです。
体を温めることから冷え性・神経痛・関節性リウマチなどの緩和が期待できます♪
ほかの泉質と比較しても作用が穏やかなので湯あたりや副作用なども少なく、
また出たとしても軽いとされているので年配の方や病気の回復期の方にも勧められています。
・塩分が肌に膜を作るため、汗の蒸発を防ぎ保温効果があるため湯冷めをしにくいです。
体を温めることから冷え性・神経痛・関節性リウマチなどの緩和が期待できます♪
*まとめ
塩化物泉はお湯に浸ったり飲用したりすることで多くの病気の症状を緩和させたりします。
切り傷・やけどなどにもよく効きますがアレルギー体質で皮膚の弱い人や虚弱体質で皮膚の抵抗力の衰えている人は
湯ただれを起こす恐れもあるので熱い湯に長い間入らないでください。
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