初詣での参拝方法とは?知っておきたい大人の常識!

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(最終更新日:2016年10月20日)

神社とお寺での参拝方法って違うの?!

初詣で新年を迎えて初めて神社仏閣に参拝することをいいます。

昔は初詣を「恵方参り」(えほうまいり)といい、その年の縁起の良い方角の神社にお参りしたのです。

今では恵方というと節分の恵方巻きが有名ですね。

昔は初詣にも陰陽道が用いられていました。

その年の干支に基づく「恵方」にある神社にお参りすることで、年神様から福を与えていただくと考えていたのですね。

神社と寺の参拝方法で大きく違うのは、お参りの作法です。

神社では拍手を打ちますが、寺では手を合わせて題目を唱えます。

以下で神社と寺の作法を紹介します。

 

神社での参拝方法は?

御手洗(みたらし)

神社に入ったら、まず御手洗(みたらし,水舎(みずや)とも)で手を洗いましょう。

正式には手だけでなく口の中もゆすぎます。

これは物理的なよごれを落とすためではなく、外界のけがれを落とすためのものですから、

「私は手がきれいだから必要ない」というのは当たらないように思います

 

【御手洗の使い方】

(1) 右手にひしゃくを持って水をすくい、まず左手に水を掛ける。

(2) 左手に持ち替え、右手に水を掛ける。

(3) また右手に持ち替え、左手をおわんじょうにして水を受ける。

(4) その水で口をすすぐ。

(5) 残った水を流して、ひしゃくを元の位置に戻す。

 

⚫️鈴

拝殿の前には大きな鈴がぶらさがっていて、ひもを引いて鳴らすようになっています。

これを神様を呼び出すためと思っている方も多いのですがどちらかというと魔を祓うためではないでしょうか。

魔を祓うことで結果的に神様とコンタクトできる状態になりますので、

「神様を呼び出す」というのも100%間違いではないかも知れませんね。

⚫️二礼二拍一礼

鈴を鳴らしたあと通常柏手(かしわで)を2回打ちますが、

正式には「二礼二拍一礼」といって、二回おじぎをした後、2回柏手を打って、

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最後にもう1回おじきをする、というのが神様へのご挨拶の仕方です。

なお神社は柏手を打ちますが、お寺さんでは合掌になります。

混乱しないようにしましょうね。

 

【拝礼の仕方】

(1) 拝殿前に進み出て最初軽くおじぎをする。

(2) お賽銭を入れ、鈴を鳴らす。

(3) 2回深く礼をする。

(4) 2回拍手をする。

(5) 1回深く礼をする。

(6) 最後に軽くおじぎをして退く。

 

お寺での参拝方法は?

お寺の参拝方法1 山門の前で一礼

⚫️山門

神社では、鳥居の前で一礼をしましたが、お寺の入り口は山門です。

まず神社と同じく、ここで帽子などの被り物は脱いでおきましょう。

⚫️お寺の参拝方法2 手水舎で体を清める

ここも神社と同じ手順ですね。

⚫️寺の参拝方法3 お線香を上げる

お寺によっては、お線香が用意されている場合があります。

用意されている場合は、お線香を上げておきましょう。

⚫️寺の参拝方法4 お参りする

お線香を上げたあと、本殿でお参りとなりますね。

お寺でのお参りでは、お賽銭を入れ、鳴らす物があれば鳴らし、その後お参りするのですが、神社の時とは作法が異なります。

胸の前で合掌してお祈りをした後、一礼をするというもので、手を叩く拍手は行いませんね。

拍手を打ってしまわないよう、気をつけてくださいね。

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まとめ

神社とお寺の参拝方法をまとめました。

初詣は、年明けの行事として、現代の人々の生活に馴染んでいますが、

正しい作法までは知らない、という方も多かったかと思いますね。

 

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