(最終更新日:2016年10月23日)
最近、節分では欠かす事が出来ない恵方巻きですが、みなさんは恵方巻き正しい方角を見て食べ方等はご存知ですか?
今回は恵方巻きと方角を紹介したいと思います。
そもそも恵方巻きって何?
恵方巻きはもともとは太巻きには7種類の具材を使うとされています。
この7という数字は七福神に関係した縁起物とされてきました。
七福神とは、年賀状のデザインでもお馴染みですが、七つの神様の総称で七福神を参拝すると7つの災難が除かれて、七つの幸福を授かると言われていす。
ちなみに七つの神様とは、①大黒天(だいこくてん)、②毘沙門天(びしゃもんてん)、③恵比寿天(えびすてん)、④寿老人(じゅろうじん)、⑤福禄寿(ふくろくじゅ)、⑥弁財天(べんざいてん)、⑦布袋尊(ほていそん)となります。
「宝船」乗った神様の絵がありますが、あの神様たちですね。
非常に縁起が良いとされています。
この七福神にあやかり、キュウリ・しいたけ・玉子焼き・うなぎ・でんぶ・かんぴょう・えびなどの7種類の具材をのりで巻くわけですが、
こうすることにより、7品巻いて生活に幸せを巻き込むということだそうです。
ただ節分に恵方巻きを食べるのは日本全国に昔からある風習では無かったようですね。
いろんな説がありますが、一般的に恵方巻きは大阪発祥の風習だと言われています。
関西地方で親しまれ、現在は全国的な広がりをみせています。
恵方秋の方角って何で決めてるの?
まずは恵方秋の恵方ですがその年の歳徳神(とくとくじん)のいる方角で、何事にも良いという縁起のいい方角と言われていますね。
歳徳神とは陰陽師安倍晴明で有名な陰陽道で、その年の幸運や金運などの福徳を司る神様です。
恵方巻きを食べる時だけでなく、初詣の時にその年の恵方にある神社に参拝する方や、引っ越しの方角としても選ばれています。
その歳徳神は、毎年居られる方角が変わります。
旧暦の十干(じっかん)と西暦の下一桁を組み合わせて、その年の恵方を決めます。
恵方にはたくさんの方角があると思っている方が多いようですが、実は4つの方角しかありませんね。
ですから恵方に向かって巻き寿司を食べることから「恵方巻き」や「恵方寿司」と呼ばれるようになりました。
2016年の方角は?
節分の日に食べる恵方巻きはある方角を見ながら黙って食べると縁起がよいとされています。
その方角は毎年変わるのですが、2016年は南南東の方角を向いて食べます。
もう少し正式に言うと「丙(ひのえ)の方角 南微東」と言われ、南と南南東の間を指し、ほぼ南南東を向いて食べるということになりますね。
まとめ
恵方巻きの方角をまとめてみました。今年の方角は南南東の方角です。
その年の恵方の方を向いて願い事を唱えながらかぶりつく恵方巻きですね。
ちなみに2016年の節分は2月3日の水曜日ですから忘れないようにしてくださいね。
皆さんで恵方巻きを楽しんでくださいさいね。
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