花粉症が雨の日ひどいのはなぜ?その理由はこれだった!!

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(最終更新日:2016年10月13日)

寒い冬が終わると、綺麗な花々が咲き誇り、見る者を魅了する季節がやってきますね。

でも、それと同時に人によってはとても辛い時期に突入しますよね。

その苦しみの原因は、花粉。中でも雨の日の花粉症について今回は紹介しますね。

花粉症は雨の日ひどくなるって本当!?

花粉症は、スギやヒノキといった植物から出る花粉よって、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状を引き起こします。

よく、この花粉症が雨の日にひどくなるって聞きますよね。

これは本当なのでしょうか?結論から言ってしまうと、ひどくなる可能性はあります。

その人が何の花粉症なのか、アレルギーに対する抗体の強さはどの程度なのか、

その時の身体の健康状態などによって、ひどくなる度合はまちまちです。

なので、一概にひどくなるとは言いにくいですが、雨に日になると花粉症がひどくなる人が多数いるのも事実です。

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雨の日に花粉症がひどくなるのはなんで?


では、なんで雨の日に花粉症がひどくなるのでしょうか?

理由はいくつか考えられますが、そのどれもが、雨の日特有の低気圧に深く関係しています。

今回は3つに絞って紹介します。

●低気圧とヒスタミン雨の日だと低気圧に見舞われることが多いですよね。

実はこの低気圧が花粉症の症状を悪化させることに大きく関係します。

低気圧になるとアレルギーの症状を引き起こす原因となるヒスタミンの分泌が促進されます。

ヒスタミンが多く分泌されると、アレルギー反応が活発になるので症状が悪化してしまいます。

雨の日に古傷が痛んだりすることはありませんか?それとほぼ同じ原因です。

●低気圧と交感神経と副交感神経

緊張状態にあるときに働くのが交感神経、リラックス状態にあるときに働くのが副交感神経です。

普段、私たち人間はこの二つをバランス良くコントロールしながら生活をしています。

副交感神経が優位になると、必要以上に消化液が分泌されたり、鼻や目、喉の粘膜から分泌される物が過剰に分泌されたりします。

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アレルギー性の疾患を抱える人の多くが副交感神経が優位になりやすい体質であったりもします。

雨の日などの低気圧が原因で、この副交感神経が優位になってしまうということも十分にありえます。

●低気圧とリンパ球

白血球の中には小さいウィルスなどを免疫反応で処理するリンパ球と大きい細菌を処理する顆粒球(かりゅうきゅう)という成分があります。

花粉症などのアレルギー症状は免疫反応によって起きることです。

つまり、リンパ球が増えると免疫反応が過剰に起こり、アレルギー症状が強くでてしまいます。

どういうときにリンパ球が増えるかというと、気圧が低いときに一般的には起こりやすいとされています。

と、いうことは、雨の日などは当然この現象が起きやすいことになります。

雨の日の次の晴れた日などが雨の日よりも症状が悪化しているということもあります。

それは雨が降ると、雨と一緒に空気中にある花粉が地面に落ち堆積されるからです。

堆積した後、晴天だったりすると、空気が乾燥し、無数の花粉が飛び交うことになるので、症状が悪化するということもあるので、要注意です。

 

雨の日の花粉症対策は?

基本的には雨の日だからといって特別な対策は必要ありません。

いつもしているような花粉症用のマスクを着用したり、メガネをかけたりなどをして、対策することをオススメします。

処方されている薬などがあるのであればそれもいつも通り服用すると良いでしょう。

まとめ

雨の日はなんとなく花粉が飛ばなさそうと思うかもしれませんが、意外と落とし穴が存在します。

雨が降っても花粉がなくなるという訳ではありませんし、場合によっては、アレルギー症状が強くなります。

雨の日でも気を抜かず、ばっちり対策していきましょう。

 

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