(最終更新日:2016年10月9日)
日本の国民食とまで言われるようになったカレー。
そのカレーには、様々なスパイスが入っています。
今日は、そのスパイスの中でも有名なマスタードについてご紹介していきます。
マスタードは「胡椒」「唐辛子」と並ぶ世界三大香辛料と言われるほどポピュラーな香辛料です。
さらにマスタードは南インドやスリランカなどの料理には欠かせないスパイスです。
インドでは、油で熱してカレーに使います。
マスタードには、ホワイト、ブラック、ブラウンの3種類があります。
ホワイトマスタードは甘さを感じた後に辛さが広がりますが、ブラックマスタード、ブラウンマスタードは刺激的な辛さが特徴です。
インドでは、ブラウンマスタードをカレーに使っています。
食べ過ぎ注意のマスタードの効能は?
刺激的な辛さが特徴のマスタード。
実はマスタードには、消化促進作用や脂肪を分解する働きがあるので、ダイエットには最適な香辛料です。
(引用元http://store.shopping.yahoo.co.jp/tirakita-shop/)
さらに打ち身や腰痛、痛風、関節炎や神経痛にも効果があると古くから伝えられているそうです。
そんな効果があるなら、沢山摂取したくなりますね。
でも、食べ過ぎると大変なことが起こります。
実はマスタードには、興奮作用がありますので、寝る前などに食べ過ぎると目が冴えて眠れない可能性があるそうです。
摂取するときには、ほどほどにしましょう。
他の香辛料との相性は?
マスタードはスタータースパイスといって、香りと辛味、風味を出します。
更に炒ると深みのある風味になります。
(引用:http://bonga-spice.com/)
そしてマスタードは、クミンと同じようにオーソドックスでクセも弱いので、他の香辛料の香りや風味と喧嘩しない万能な香辛料なんです。
どんなカレーに合う?
マスタードと食材の組み合わせで一番合うのは、肉料理です。
(引用:www.recipe-blog.jp)
インドでは、チキンカレーを作るときにマスタードを使うそうですよ。
おススメの具材は?
マスタードには消化促進作用があり、脂肪を分解する働きがあるので肉料理がおすすめです。
(引用:http://bonga-spice.com/)
他にも魚料理、野菜料理などにも合います。
インドではアーユルヴェーダがあります。アーユルヴェーダの中には体が喜ぶ食べ合わせがあります。
体が喜ぶ食べ合わせは、キャベツ+ひまわり油+ターメリック+マスタードです。
マスタードを使いながら、体が喜ぶ食事を作っていきましょう。
日本のからしとの違いは?
からしには大きくわけてオリエンタルマスタードと、イエローマスタードの2種類があります。
(引用:https://kinarino.jp/)
私達が使っている和からしはオリエンタルマスタード、そしてホットドックなどで使用するマスタードはイエローマスタードになります。
オリエンタルマスタードはとても強い辛味をもっていて、イエローマスターは穏やかな辛味を持っているのです。
そして、、辛味が強いものを「和からし」、穏やかな辛さのものを「洋からし」と用途で分けて呼ぶこともあるそうです。
みなさんもマスタードの性質を知って、カレーを楽しみましょう。
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