(最終更新日:2016年9月22日)
PMS(生理前症候群)とは
生理の始まる1週間から2週間前に起こる身体的、精神的な様々な不調のことを言います。
一般的には、生理が始まると症状を感じなくなったり、軽くなったりします。
具体的な症状は本当に様々で個人差がありますが、
胸の痛みからめまい、頻尿、下痢、腹痛、吐き気、眠気、うつ、腰痛、微熱などです。
PMSの起こる原因はまだはっきりとしないようですが、
主な原因としては黄体ホルモンの増減が関係しているとされているようですね。
この黄体ホルモンの増える時期を黄体期間といいますが、排卵後から基礎体温が高温期に入り、
月経がはじまるまでの間で、その期間中にPMSの症状が出る方が多いそうです。
(引用元:https://www.bing.com)
胸が痛くなる原因は?
PMSを引き起こす原因とされている黄体ホルモンは卵巣から分泌されます。
分泌される期間は排卵前から月経までなんです。
この黄体ホルモンは乳腺を発達させる働きがあるので、
分泌されると胸が張ると感じたり、胸が大きくなったりするようです。
黄体ホルモンの分泌量によって、感じ方もかわるようですね。
大体7割くらいのかたは生理中に胸の痛みを感じているようです。
中には、ひどく痛む方やしこりを感じる場合もあるみたいですね。
(引用元:https://www.bing.com)
対処法は?
残念ながら、胸の張りを止める確定的な方法はないようです。
すぐに出来る有効な手段としては、少し大きめのブラジャーをして胸周りにゆとりを作ってあげること。
あとはホルモンバランスの関係なので自律神経を整えてあげるといいと思います。
黄体ホルモンの分泌される時期は喫煙、飲酒、カフェインの摂取を控える。
食事を規則正しくとる、などが有効です。
ピルを服用することでホルモンの分泌を抑えることが出来るようです。
ただ、ピルの副作用で胸の痛みを感じる場合もあるそうなので、服用を考える方はきちんと医療機関を受診しましょう。
(引用元:medicine-life.com)
PMSではないかも。違和感があるなら病院へ
胸の痛みやしこりのすべてがPMSとは限りません。
同じような胸の痛みやしこりは乳腺症でも症状として出てきます。
乳腺症の症状としては、乳房にぼこぼことしたしこりが出来る、
乳房が月経前から月経中に痛み、月経が終わると痛まなくなる、乳頭から分泌物がでる、などがあげられます。
PMSかどうかを自分で判断することはせず、一度医療機関を受診し、正しい診断を受けることが痛みを取る最短ルートだと思いますので、早めの受診をお勧めします。
まとめ
排卵と生理を女性は避けては通れません。
痛みを和らげる準備をするためにも、普段の体調管理をするためにも、基礎体温をつけることをお勧めします。
PMSが起こる原因はまだまだ解明されていませんが、
ホルモンバランスに影響を受けているようですので、自分の体を知ることからまず始めてみましょう。
(引用元:biplan365.com)
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