(最終更新日:2016年9月6日)
自宅で気軽にヨガを初めてみた人は多いと思いますが、「ヨガマットを用意してから」という人は少ないのではないでしょうか。
中には「マットを買う予定はない」という人もいるでしょう。
しかし、「手足がすべる」というのを感じてはいませんか?
手や足がすべると安定力に欠けます。 そうするとポーズを保つのも難しくなります。
マットは「すべらないようにする」という働きがあります。
また、そのクッション性で肘やひざをつくポーズの時の肘やひざの痛みを軽減させる働きも兼ね備えています。
今後も続けていく予定があるならヨガマットを準備して万全な体制でやってみませんか?
Contents
ヨガマットの材質は何がある?
ヨガマットの主な材質は5種類です。
<PVC(ポリ塩化ビニール)>
安価で手に入りやすいですが、焼却時にダイオキシンが発生するというデメリットがあり、最近ではあまり使われていないようです。
<PER(ポリマー環境樹脂)>
性質はPVCとほとんど同じですが、焼却してもダイオキシンが発生しない材質となっています。
ですが、その分価格は少し高くなります。
<TPE(熱可塑性エラストマー)>
<EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー>
エコマットとして販売されているマットにはこれらの素材が使われていることが多いです。
軽く、ゴム特有の臭いも少ない素材で、リサイクルも可能です。
<天然ゴム>
ゴムの木の樹液から作られている為、環境にやさしい「エコマット」に使われています。
耐久性に優れ、柔らかい素材です。 グリップ力にも優れているので、ヨガのポーズをしっかり安定させるのに効果を発揮します。
しかし、天然ゴムなので、ゴム特有の臭いはあります。
ゴムアレルギーの人は控えたほうがいいですね。
素材 | 重量 | 耐久性 | 価格 |
PVC | 重め | 普通 | 安め |
PER | 重め | 普通 | 普通 |
EVA | 軽め | 低め | 安め |
TPE | 軽め | 普通 | 普通 |
天然ゴム | 重め | 高め | 普通 |
ヨガマットの厚さは1mm~12mm
(引用元:http://uni-cre-yoga.shop-pro.jp)
ヨガマットは素材もさまざまですが、厚さもさまざまで薄いものでは1mm~厚いもので12mmがだいたい標準とされています。
写真は、厚み:上から、3.2mm 4.5mm 8mm 世の中には12mm以上のマットも存在しているようです。
厚くなると当然重くなりますので、持ち運びをしたい人は軽いマットにしたいですよね。
ですが、薄いマットは肘やひざをついた時の痛みの軽減力は少なくなるので、初心者の人は避けたほうがいいかもしれません。
初心者の人に適している厚さは、3mm~9mmのマットです。
最適とされているのは6mm前後ですが、「痛みに敏感」「持ち歩きをしたい」という使い道や好みで選ぶと良いでしょう。
静的ヨガでのヨガマットの選び方とは?
瞑想やストレッチの要素が高く、座りポーズの多い静的ヨガは、一つのポーズに対してじっくりと時間を取ります。
したがって、床の硬さを感じて痛みが軽減されにくく、床の温度が伝わりやすい薄手のマットは不向きです。
6mm~9mmのマットがオススメです。
動的ヨガでのヨガマットの選び方とは?
フィットネス要素が高く、立ちポーズの多い動的ヨガはグリップ力が高いマットがオススメです。
また、クッション性の高いマットですと安定性に欠けるので、少し薄手のマットを選ぶほうが良いでしょう。
3mm~5mmがオススメです。
オールマイティでいけるおすすめヨガマットとは?
これまで素材や厚さを色々とご紹介してきましたが、用途によって何枚も購入するのは予算も保管場所も大変ですよね。
そこでオススメするのは 平均的な厚さ「4~6mm」で、
「EVAまたはTPE」素材を選ぶのが初心者の人にはベストなマットといえるでしょう。
ヨガマットの選び方
まとめ
ひとことでヨガマットといってもさまざまな素材や厚さのものがあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
これから購入を考えている人にはぜひ参考にしていただきたいと思います。
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