(最終更新日:2016年8月29日)
厄払いでの参拝方法!!
1. 鳥居をくぐる時
鳥居より先は神様がいらっしゃる神域となりますので、
鳥居をくぐる前に服装の乱れを整え、会釈してから鳥居をくぐり境内に入ります。
2. 手水舎で身を清める
神社の境内にある参拝者が身を清めるための水場を手水舎と言います。
素通りしがちですが、きちんと身を清めることがマナーですね。
最初に右手に柄杓を持ち左手を洗い、続いて柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
再び右手で柄杓を持ち、左の手の平で水を受けて口をすすぎます。
この時、柄杓に直接口を付けて口をすすぐのは、マナー違反ですからやめましょうね。
最後に柄杓を縦にして、自分が持った柄の部分に水を流して清め、元の位置に戻します。
3. 参拝の仕方
神前に進んだら、まず姿勢を正します。
お賽銭を賽銭箱に入れ、鈴がある場合は鈴を鳴らします。
続いて、『二拝二拍手一礼』の作法で参拝をします。
これは、姿勢を正した状態からまず90度の礼で2回拝み、続いて胸の前で2回拍手(柏手)を打ち、
再度90度の礼で1回拝みます。
4. 帰る時
帰る際も鳥居をくぐる前に、神様の方に向き直って、軽く会釈をしてから、
鳥居をくぐって境内を出ます。
これが、基本的な神社の参拝の方法です。
寺院では参拝の際に、手を合わせて合掌するだけで、
拍手はしないのがマナーなので、合わせて覚えておくとよいでしょう。
この点も注意が必要です。
服装は何を着ていくの?!
厄払いをはじめ神社仏閣に詣でる際の服装には、
葬儀の時は喪服、結婚式なら白い服はNGと言ったようなはっきりとした決まりはありません。
あまりにも派手な服装、あまりにボロボロの服装でなければ、普段着でも大丈夫というところが多いようです。
無論、ダメージジーンズ、ミニスカート、サンダル履きなどは避けた方が良いですが、
基本的に常識の範囲なら問題はないと思います。
ただし、神職・住職さんの考え方、神社仏閣の格式などによって、スーツ等の礼服でとおっしゃるところもあるようですね。
心配な方は、厄払いに行く予定の神社仏閣に電話で問い合わせたり、ホームページで確認したりすると良いと思いますね。
厄払いの料金でのマナーは?
厄払いにかかる費用の相場ですが料金は神社仏閣により異なります。
一般的な厄払い(厄除)にかかる料金は
個人の場合、
5千円もしくは1万円からとなっている神社仏閣が多いようですね。
また、5千円と1万円の2段階の料金設定をしている所も多く、
予算に合わせて、どちらかを選ぶことが出来ますね。
5千円と1万円の厄除では何が違うのでしょうか?わかりやすい違いはお札のサイズと記念品のようですね。
次に料金を入れる袋のマナーです
①料金を入れる袋
・紅白の水引きがついている、のし袋に入れましょう
②のし袋の書き方
表面
・書き方の基本は縦書きます
・神社などに収める場合は御初穂料か玉串料を上部に書きその下に厄払いを受ける人の名前を記入します
裏面(中袋がない場合)
・金額を記載します
・横書きで5000円などの算用数字で問題ありません
中袋がある場合
・中袋の表面に金額を漢数字を縦書きで中央に書く
・裏面に住所とお名前を縦書きで左下に書く
③お札は新札or古札
・新札を入れるのがマナーですね
まとめ☆
厄払いからと行って、服装など必要以上に硬くなる必要はありませんね。
しかし、普通の常識と節度を守ることだけは忘れないようにしましょう。
そして何より、神仏のご加護を素直に請い願い、感謝する気持ちを忘れないことが一番大切ですね。
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