(最終更新日:2016年8月22日)
唐辛子は体にイイ? カプサイシンって?
今回はそんな疑問にお答えしま~~す(^O^)/
Contents
唐辛子の栄養成分効果は?
和食・洋食・中華・エスニック・・・。
世界中で愛されているスパイス「唐辛子」にはどんな栄養成分があるのでしょう?
◆ビタミンC
意外なようですが、唐辛子も野菜の仲間ビタミン類が豊富です。ビタミンCは「風邪の予防・疲労回復・美肌効果」があります。
◆ビタミンE
強い抗酸化作用があります。動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防に効果を発揮します!
◆カロテン
βカロテンは抗がん作用・免疫向上効果があります。体内でビタミンAに変わることで、髪・視力・粘膜・皮膚の健康維持が期待できます。肺や呼吸器系を守る働きがあります。
カプサイシンの効果は?
カプサイシンは唐辛子の辛味成分です。摂取すると、アドレナリンなどのホルモン分泌を活発にします。
◆ダイエット・代謝アップに
アドレナリンには脂肪分解酵素リパーゼを活性化させ、脂肪燃焼を活発にします。体温が上昇し、発汗を促します。
つまり、運動をした時のようにエネルギーを消費してくれるのです(^O^)
◆健康維持に
血行を促進し、代謝が上がることで老廃物の排泄を促します。
また、唐辛子を料理に利用することで、風味や甘みが増します。塩分や油分の摂りすぎを防ぐことができるという説もあります。
唐辛子は体を冷やす? 温める?
唐辛子のことを調べていると「唐辛子は体を温める」血行を良くし、代謝を上げて体を温める作用がある。
冷え性の予防にも効果的!という意見と
「唐辛子は体を冷やす」発汗を促すから、汗をかくことで体の表面から水分が蒸発する際に体が冷える。
タイやインドのように暑い国で多く食されることから、体を冷やす食材だ!・・・と、両方の意見があります(>_<)
「どっちやねんっ!」と、ツッコミたくなりますが・・・。
唐辛子はオランダ医学の流れを引いた薬草です。生薬名は蕃椒(ばんしょう)といいます。
体を温める作用がとても強いために、取りすぎると逆効果になることから、「体を冷やす」と勘違いされることがあるようです。
汗をダラダラかくほどに摂取しなければ、体を温めてくれるということですね(*^^*)
韓国では唐辛子を縄でつるす?
(引用 http://omma-son.doorblog.jp/)
キムチ、チゲなど唐辛子を使った料理が有名な韓国ですが、おもしろい習慣があります。
家を継ぐ男の子が誕生すると、縄に唐辛子をはさんで玄関に掲げるのだそう。
もともとは魔除けや邪気祓いの意味合いが強いようですが、
最近の若い夫婦は「赤ちゃんが生まれたから、しばらく訪問は控えてね」という意味でもあるのだそうです。
ちなみに、女の子が生まれると炭を挟むんですって(^^)
カプサイシンの摂取量には気をつけて!
唐辛子は体に良いということが少し、わかっていただけましたか?
(引用 http://www.rakuten.co.jp/)
最後にカプサイシンは非常に強い成分です。くれぐれも摂りすぎには注意が必要!
過剰摂取により胃粘膜が傷つくと、胃痛や消化不良が起きます。
胃炎・胃潰瘍の疑いがある時は、食べてはいけませんよ!
また、舌の表面を荒らし、味蕾細胞を破壊します。辛いものを食べた後に、味覚が鈍るのはこのためです。
日本人の一日の摂取量の目安は「一味唐辛子小さじ1/3(カプサイシン1mg)程度」
何事も、適量が大事です(^∇^)
コメントを残す