(最終更新日:2016年8月17日)
ストレス性胃腸炎に悩まされている人は多い
最近胃がもたれているような感じがあったり、体がだるかったりしませんか
それはもしかしたらストレス性胃腸炎かもしれませんね
胃腸というのは体の中でも特に体調を崩しやすい部分です ストレスが溜まり過ぎると、
知らず知らずのうちに胃腸に変調をきたしてしまいますが、近ごろはそんな方が増えてきているみたいです
(引用元:http://allabout.co.jp)
このストレス性胃腸炎、日本人の8人に1人とも4人に1人ともいわれています
以前は男性に多くみられる病気でしたが、働く女性が増加するとともに女性の患者も増加傾向にあるそうです
まさに現代社会の病気といえるのではないでしょうか
自律神経が乱れる
自律神経というのをご存じでしょうか?
体の活動時や昼間に活発になる交換神経と安静時や夜に活発になる副交感神経の二つから成ります
この二つが交互に働いて神経のバランスを保っているのですが、ストレスが過度にかかると、このバランスが崩れてしまいます
自律神経のバランスが崩れることによって様々な病気が引き起こされますが、その中に神経性胃炎や過敏性腸症候群といわれる病気があります
これらがいわゆるストレス性胃腸炎と呼ばれるものになります
胃酸が過剰される
さて自立神経が乱れるとなぜ胃炎になるのでしょうか
これはストレスを感じると脳に刺激がいき、その刺激が自律神経に伝わると胃腸の動きが活発になる、という一連の流れからくるものです
適度なストレスなら良いのですが、過度なストレスや慢性的なストレスにさらされた自律神経が胃腸の動きを活発化させ、
必要量以上の胃酸を分泌してしまうため胃粘膜が荒れてしまいます
それで普段ならなんの問題もない食事やアルコールに痛みや重みを感じるようになってしまうんですね
その上、ストレスを感じると免疫力が落ちるのも原因の一つのようです
胃の異常収縮が起こる
胃が食べ物を摂取すると収縮運動をしているのは知っていますか
これは胃の中で胃液と食べ物を混ぜ合わせ、消化をし、小腸に送り出す、という運動なのですが、
これが胃に食べ物がないのに収縮を起こすのが異常収縮になります
これが胃痙攣につながります
原因は緊張状態の継続、疲労の蓄積、体調不良などがあります
胃痙攣は軽い痛みから、動けなくなるほどの激痛まで痛み具合は様々で、
痛みの時間も数分から長いと数時間、痛み続けることもあるんです
(引用元:http://www.bing.com)
つらいときはまず、鎮痛剤で和らげ、
再発を防ぐため不規則な生活やストレスの原因を見つめなおすことが重要です
胃の知覚過敏が起こる
知覚過敏といえば、歯の痛みを想像するのがほとんどだと思いますが、胃でも知覚過敏になることがあるんです
胃の知覚過敏は胃が刺激に対して痛みを感じやすくなっている状態なんですね
知覚過敏になるとちょっとの食事で胃の内圧が上昇し、早期飽満感を感じたり、胃酸に過剰に反応して痛みや灼熱感を感じます
やはり原因はストレスなので、不規則な生活やストレスの原因排除など、根本を見つめなおさなければ改善はされないのです
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