(最終更新日:2016年8月3日)
毎年、お正月になると「初詣に行かないと!」と考える人もいるでしょう。
そんな方に質問です。 初詣はいつまで行けば良いとされているでしょうか?
意外にも、この答えって知ってる人が少ないんですよね。
そんな疑問を払拭するためにも、ここで一度初詣の意味やお作法について整理しておきましょう。
初詣はいつまで?
(引用元:http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/)
結論から言いますと、初詣は「決められた期日」というものがございません。
由来を考慮するならば、翌日が正解でしょう。
しかし、現在では次の二通りが、一般的な期日と考えられています。
・初詣は三が日以内
・松の内(大半は1月7日)まで
近年では、上記の考え方の方が多数派のようです。
下記の考え方は、どちらかというと古いとされています。
まあ、決められた期日が無いので、極端に言えば『1月以内』に行けば大丈夫でしょう♪
由来や意味は?
(引用元:http://www.tottori-guide.jp/)
初詣って行くわりには、由来について考えた事って少なくありませんか?
ここでしっかりと覚えておきましょう! とある説では、『年籠り』という古来の行事が変化したものとされています。
この年籠りというのは「氏神様のいる神社に籠り、大晦日から元旦の間、様々な事(家内安全や豊作等)を祈願する」行事の事です。
この考え方から行くと、先ほどお伝えしたように「初詣」=「1月1日」という考えにもなりますよね。
また、もう一つ説がありまして、それは『恵方参り』が初詣に変化したという説です。
恵方参りとは、「その年の縁起の良い方角にある神社にお参りする」という行いの事になります。
こちらの考えで行くと、初詣は年内でも良いと考えられますね。
その間をとって『1月以内』がベストかもしれませんね!
お作法をチェック
(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
実際に初詣に行ってみると、間違ったお作法をしている人ばかり!
神様に対して失礼すぎて、神主に申し訳なく思ってしまいます。
そう思われないためにも、正しいお作法を覚えておきましょう。 正しいお作法は次のようになります。
1.礼拝の前に、コートやマフラーを取ります。
2.神前の中央に立つと、神様に失礼なので、少しだけ横にずれます。
3.お賽銭は投げずに、ゆっくり入れましょう(額はお好きなようにどうぞ)。
4.鐘は1度だけ鳴らしてください。
5.二礼二拍手一礼を行いましょう。
6.手短に願いを心の中で呟いたら、おしまいです。
細かい事を言えば、あと10行ぐらい書かないといけないのですが、実際はこの程度で大丈夫です。
というよりも、これさえ出来ていない人が大半なので、気を付けてください。
まとめ
(引用元:https://www.kaike1.com/)
意外と知らなかったこととかあったのではないでしょうか。
こういった知識は飲みの席などでお話のネタになるので、覚えておいても損は無いと思います。
何より、日本人なのですから、そういった風習は正しく覚えておきたいものですよね!
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