(最終更新日:2016年7月31日)
ヨガには興味があるけど、難しそうでなかなかチャレンジしようと思えない人は少なくないでしょう。
しかし、ヨガのポーズは初心者にもできる簡単なものもあるのです。
今回はトリコナーサナというポーズについてご紹介していきたいと思います。
ダイエットおすすめのヨガのポーズ③(トリコナーサナ)
トリコナーサナは「三角のポーズ」とも言われています。
全身を使うポーズで、初心者の人でも比較的簡単にしていただける種類のポーズです。
トリコナーサナの進め方
1.タダーサナ(山のポーズ)で立つ。
吐く息でステップするか軽くジャンプして両足を1~1.2mほどに開きます。
両腕を外側に床と平行になるまで上げて、肩甲骨を広げ、手のひらを下向きにします。
2.左足をやや右に、右足を90度右に向けます。
右と左のかかとは一直線上にします。 ふとももを引き締めて、右ももを外側に、右の膝頭が右足首の真上になるようにします。
3.息を吐きながら胴体を右へ伸ばします。 右脚の真上へ股関節から折り曲げます。
このときウエストから折り曲げないようにしましょう。 左脚を強くして、かかとの外側を強く床へ押すことで、この動きを安定させます。
左右の長さを均等にしたままで胴体を左へ回します。 左腰をやや前にして、尾骨をかかとの裏のほうへ長く伸ばします。
4.右手をすね、足首、右脚の外側と、どれでも胴体の両側をゆがめないで置ける場所に 置きます。
左腕を天井へ肩のつけねの延長線上にのばしていきます。 頭はニュートラルな位置か左へ向け、視線はやさしく左手の親指のほうへ向けます。
5.このポーズで30秒~1分保ちます。
4でも言いましたが、右手を足首まで伸ばして胴体の両側がゆがむようであれば、 すねにとどめておき、ゆがまないポーズを保ってください。
息を吸って強くかかとの裏で床を押し、上の肩を天井へ伸ばしながら起き上がります。 脚を反対にして同じ動作を繰り返します。
わかりやすく動画で解説♪
簡単な動作なので言葉だけでもおわかりいただけるとは思いますが、動画を見るともっと理解が深まるかもしれませんのでご紹介したいと思います。
YP三宮 内観トリコナーサナ
https://youtu.be/8PEuEkV_quM
初心者の方へのヒント
初心者の人は、最初はバランスをとるのが難しいかもしれません。 そのような人はお尻側に壁がくるようにしてみましょう。
もしバランスを崩しても壁を支えにしてポーズをとることができます。
ですが、壁に頼りすぎないようにしてくださいね。
天井側に付きだした手がしっかりと一直線になるようにすることが効果的な運動になりますので、
壁を支えにしてしまっても、綺麗なポーズを作ることを大切にしてください。
効果のある部位ととその他の効果
<効果のある部位>
太もも 骨盤
<その他の効果>
血液やリンパの流れに効果的で、代謝を上げ、むくみを解消したり美肌効果も期待できます。
下半身を引き締め、骨盤の修正にもよいとされています。
また、下半身の慢性的な疲れやそれにともなう消化機能の衰えも回復させる効果があるとされています。
ヨガに多くある複雑なポーズは初心者の人には難しいでしょうが、これなら簡単にできるのではないでしょうか。
トリコナーサナのポーズは腰痛や背中の痛みの予防にもなるポーズですが、すでに腰痛になってしまっている人や、首、肩、腰に違和感を感じている人は控えたほうがいいでしょう。
ご自身の体調と相談しながら、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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