(最終更新日:2016年7月6日)
おつまみなどでよく食べられるピスタチオ。 実はナッツのなかでも栄養価が高く、「ナッツの女王」と呼ばれるほどなのです。
健康や女性には嬉しい美容・ダイエット効果もあるのです。 今回はそんなピスタチオの優れた栄養価や効能をお教えします!
Contents
ピスタチオの効果・効能とは?
ピスタチオの主な栄養素はビタミン、ミネラル、食物繊維です。 その効能は大きく分けて7つあります。
- 高血圧予防
主な栄養素のカリウムにはナトリウム(塩分)を体外に排出する働きがあります。 塩分を取りすぎた場合、尿と一緒に塩分を排出するので、むくみの解消にも効果があります。
- 疲労回復効果
ピスタチオに含まれるビタミンB1は“疲労回復のビタミン”とも言われます。 糖質をエネルギーに変えるのに必要な栄養素で、疲労回復を手伝ってくれます。
- 貧血予防
ピスタチオには鉄が含まれています。 鉄は赤血球のヘモグロビンを構成する成分で、体に酸素を送る働きをします。 ヘモグロビンが足りなくなると貧血を起こしてしまいます。
また、ヘモグロビンを作るためには鉄だけではなく、銅も必要なのですが、 ピスタチオにはなんと銅も含まれており貧血予防にはもってこいの食べ物なのです。
- 生活習慣病予防
ピスタチオに含まれる不飽和脂肪酸のオレイン酸、リノール酸は体内の悪玉コレステロールを 減らして善玉コレステロールを増やす働きがあるのです。
そのため、コレステロール値を下げる効果があります。 血液中のコレステロール値が下がると高血圧や動脈硬化を予防してくれます。
よって、生活習慣病である脳梗塞や心筋梗塞の予防にもつながるのです。
- 便秘解消
食物繊維が腸内環境をきれいにしてくれるのと、不飽和脂肪酸が胃腸の働きを活発化 してくれるので便秘解消に効果があります。
- 眼病予防
ピスタチオに含まれるルテイン、ゼアキサンチンは白内障や黄斑変性症を予防する効果があります。
ルテインは天然のサングラスとも言われ有害な紫外線、ブルーライトを吸収してくれます。 ナッツのなかでもピスタチオには特に多くのルテインとゼアキサンチンが含まれているのです。
- 美肌・ダイエット効果
βカロテン、ビタミンE、ルテインの抗酸化作用により活性酸素を消去して細胞の老化を防ぎます。
また、たんぱく質を多く含み脂質も他のナッツに比べると多くないことから腹持ちがよく ダイエットにも向いています。
体に良くても食べ過ぎ注意!効果的な摂取量とは?
これだけ体に良い効果があるならたくさん食べたいところですが、油脂を含み塩分もあるので 食べ過ぎは逆効果になってしまうので気をつけてください。
1日約10-20粒が目安とされています。
100gで615kclもあって高カロリーであることは忘れないでくださいね。
ピスタチオとお酒の相性は抜群?!
ピスタチオはお酒のおつまみとしてもよく食べられますが、これが実は意外な効果を もたらしているのです。
アルコール、特にビールを飲むとトイレに行きたくなりますよね。
ビールの利尿効果により体内のカリウムが排出されすぎて、カリウム不足になることがあります。
ですので、カリウムを含むピスタチオを食べることは理にかなっていることになります。
アスリートにも重宝されているピスタチオ
上記にも述べたように、栄養価の高いピスタチオは健康や美容に効果があります。
しかし、それだけではなくスポーツの世界でも注目をされているのです。 たんぱく質や健康な脂肪分を含むことからエネルギー補給食品としてスポーツ選手も食べています。
運動前後に摂取することで疲労回復や老化防止に効果があるとも言われます。
ピスタチオを買うときのポイント
(引用元:http://2goukan.com)
ピスタチオは湿気を含むと酸化しやすくなり、香りも悪くなってしまいます。
ですので、購入の際は缶入りのものか密閉包装のものを選ぶようにしましょう。 そうでない場合は、家で缶に入れ替えることをお勧めします。
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