(最終更新日:2016年7月1日)
引っ越しにはお金がかかる!
と知っていても、具体的な金額となるとなかなか想像し難いですよね。
そこで、謎の多い「引っ越し費用の相場」について、調べてみました!
人数別相場の違いは?
最初に、人数別相場の違いについてご紹介したかったのですが、
調べてみると、最初考えていたより、決まった金額がありませんでした……
これは、人数というか荷物の量が問題になるからだと思います。
例えば同じ四人家族でも、子どもが何歳かで荷物の量が全く変わります。
そして、家族人数だけで引っ越し費用を予想する方法は、ネット上にはほぼありません。
ですので、実際に引っ越しをする時には、引っ越し業者の方に部屋を見てもらい、見積もりを出してもらうのが一番確実な方法です。
その時に見積もりは必ず複数の業者からもらい、一番安い所を選ぶようにしましょう。
そう考えると、電話口で「○人家族なら、このくらいの値段ですね~」とだけ言う業者は、
ちょっと心配かな……と思います。
距離も関係ある?
引っ越し費用には、距離も大きく関係してきます。
距離が遠いほどトラックの燃料代やスタッフの拘束時間も長くなるので、考えてみれば当たり前のことですね。
地域密着型の小さな引っ越し業者では、そもそも一定の距離以上の引っ越しを受け付けていない所もありますので、注意しましょう。
逆に、長距離引っ越しを中心に受けている業者もありますので、そちらを中心に探してみるのもよいでしょう。
荷物が少ない場合などは「混載便」といって、同じ方面への他世帯の荷物と一緒に送ってもらう方法も、
長距離の引っ越し費用を安くするコツです。
時期は?
引っ越しの時期によって、引っ越し値段の相場は大きく変わります。
その際、よく言われるのが「繁忙期」です。
進学や転勤で引っ越しの増える3月・4月が最も費用が高くなりやすいです。
タイミングが選べる引越しなら、その時期は避けた方がよいでしょう。
逆に、極端に引っ越しの少ない「閑散期」とされるのは1月、6月、11月です。
この時期の引っ越しは繁忙期割増料金が無い上に、交渉次第で割引もされやすいようです。
しかし、どうしても繁忙期に引っ越しをしなくてはならない……
という時には、「早期割引」といって、
数か月ほど前から予約をすることで費用が安くなるサービスを行っている業者を選ぶ方法もありますね。
引っ越す新居の構造をきちんと調べよう!
また、引っ越し先の物件の構造も、引っ越し費用に関わってくる場合があります。
「エレベーターのない物件での 高層階への引っ越しでは、 割増料金が発生する」ことがあるのです。
(引用:http://getrefe.tumblr.com/)
これは、荷物を移動させるのに時間と人手がかかり、その分の加算料金と、
階段を使って荷物を運ぶと物損のリスクも上がるため、
その保険料として発生する料金です。これは避けがたい出費のため、他の部分で料金を節約できるように気を付けましょう。
まとめ
ここまでお話した結果、引っ越しの費用の相場は家族の人数、時期以外にも、様々な要素で決まることが、
おわかりいただけたと思います。
今は引っ越し業者も多様化していて、長距離に強い、割引サービスの充実など、様々な部分で他社との差を作ろうとしています。
「この部屋に住む人へ」
(引っ越しの光景をひたすら描写しているのに素敵です。詩の力を感じる曲ですね!)
最後の引っ越し先のエレベーターの有無や荷物の量や距離の遠さなど、
引っ越しの条件には、自分ではどうしようもない要素が沢山ありますから、
まずは自分の引っ越しの「弱点」を把握して、
そこを補えるようなサービスをやってくれる業者を探すことが、
引っ越し費用を安くする一番の秘訣ではないでしょうか。
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