(最終更新日:2016年6月5日)
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みなさんが思い浮かべるお正月とはどういった光景ですか?
私はお正月といえば、家族みんながコタツに入って駅伝を見ながらおせち料理を食べている光景が思い浮かびます。
おせち料理といえばお正月に食べる料理ですよね。
日本の古くから伝わる文化として、見た目の美しさもあり海外からも人気があるようです。
そんなおせち料理ですが、どうしてお正月になるとおせち料理を食べるようになったのか。
また、おせち料理ひとつひとつにはきちんと意味がこめられていることご存知でしたか?
きっとおせちのことをもっと知ることで来年のお正月に食べるおせち料理はより美味しくなることでしょう。
くれぐれも美味しくなりすぎて「正月太り」にならないようにお気を付けくださいね♪
どうしておせち料理を食べるようになったの?
お正月に食べるお祝いの料理として弥生時代からあると言われています。
また、おせち料理が重箱に入っている理由としては「めでたさを重ねる」という意味合いがあります。
重箱は上から順に、一の重、二の重、三の重、与の重と呼ばれています。
四段目の重箱を四の重と呼ばないのは、お察しの通り四が死を連想させてしまって縁起が悪いという理由からですね。
おせち料理の中身として共通していることはどれも保存が効く料理だということです。
その理由としては正月三が日は主婦も家事から開放されて台所には立たなくてもいいようにしようと言ったことから始まったようですね。
確かに、年末には大掃除をこなしながら毎日の三食のご飯に加えて数々のおせち料理を作っていくのですから。
三が日くらいは主婦業もお休みして家族団らんしていけたらいいですね。
ひとつひとつにも意味があるって本当?
おせち料理に詰められている料理にはそれぞれきちんとした意味があります。
黒豆
丈夫に健康にという意味が込められています。
また「豆に働く」という語呂合わせも関係しているようです。
引用:http://matome.naver.jp/
紅白かまぼこ
紅白は昔から祝いの色とされてきていますね。
紅白はめでたさと慶び、白は神聖を表しています。
また、初日の出の形に似ているということから用いられているようです。
引用:http://taketoku.com/
数の子
数の子はたまごがお王位という意味合いで子
孫繁栄や子宝を願う縁起物とされてきています。
栗きんとん
きんとんとは漢字であらわすと金団と書きます。
栗きんとんは金運を呼ぶ縁起物となっています。
引用:http://ameblo.jp/ngswcook/entry-10751673361.html
海老
海老はその姿に例えて腰が曲がるまで長生きしますように。
という意味が込められています。長寿を祈る食べ物ですね。
また色もとても晴れやかなためおせち料理にも用いられたという説もあります。
鯛
祝いの席には必ず出てくるもの。
めでたい。という言葉の語呂合わせから用いられています。
代表的なものを挙げましたが、これ以外の料理にもきちんと意味が込められているようです。
おせち料理が代々受け継がれていくのと同じように、そういった意味も代々受け継がれていくと尚良いですね。
良いお年をお過ごしください。
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