インフルエンザには種類があるということはご存じでしたか? 何と3種類もあるのです。
その中でも感染力が強くて、怖いのがA型インフルエンザ。
その特徴を今回紹介させて頂きます。
インフルエンザA型のウィルスとは?
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そもそもインフルエンザには型が三つあります。
その中の一つであるA型のインフルエンザウイルスはパンデミックと呼ばれる世界規模の大流行を起こす可能性があるのです。
A型インフルエンザはB型インフルエンザのように人間の間だけで流行るものではありません。
元々は水鳥の腸にいるウイルスなのです。
そこで水鳥の間で感染したり、または鶏などにも感染します。
とにかく感染する力が強いので、鳥類だけではなく、家畜の豚や馬、やはては人にもうつります。
何故ここまで感染する力が強いかというと、常にウイルスが変異して、他の動物や人に感染する力を持ってしまうためです。
A型の特徴的な表面抗原タンパク質って?
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A型の強力な感染力の元になっているのは細胞の「表面抗原」の種類が豊富さです。
A型のインフルエンザウイルスは多様なこの表面抗原と言うタンパク質を持っています。
大まかに分けて2つあり、1つはヘマグルチニン、もう1つはノイラミニダーゼです。
前者の種類が15種類あり、後者は9種類確認されています。
抗インフルエンザ薬としてよく知られているタミフルやリレンザは、 ノイラミニダーゼを抑制する阻害薬として使われています。
種類が豊富で組み合わせも潤沢にあるために、 A型の新しいウイルスに対応できるワクチンや免疫を持っていない場合だと、
感染する確率が大きくなってしまうために、大流行という事態に陥ることもあるのです。
A型の症状は?
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種類も豊富で亜種の多いA型のインフルエンザに感染すると、強い高熱が唐突に出てしまいます。
熱により、ウイルスを潰しているのですが、この高い熱により、 歯を鳴らすような寒気と悪寒に襲われてしまいます。
これは熱がすでに高く出ているのに、さらに熱をだすというシグナルになるのです。
さらに関節の節々が痛み、筋肉痛で夜も寝苦しくなります。
さらに人によっては強い倦怠感に襲われたり、頭や腰の痛み、 咳が出て喉が痛むということもあるのです。
比較的軽い症状のB型に比べて、強い全身症状が特徴になっています。
まとめ
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強い感染力が恐ろしいA型のインフルエンザウイルス、 どうやったらこれを防げるのと思ったら、予防接種がオススメです。
予防接種には感染防止や流行の阻止という効果に関して保証はされてはいませんが、
合併症を引き起こす重症化や死亡を食い止めるには一定の効果があることが立証されているからです。
また予防接種だけに頼るのではなく、日頃のうがい、手洗いも大切です。
かかることも前提にした意識を持つことも大切です。
自分がかかった際、 重症化しやすい方にはうつさないと思って行動するのも大切です。
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