冬になると必ずと言って良いほど感染がはやるノロウイルス。
特効薬がないとされるこのウイルスに悩まされるのはもう嫌という方も多いはず。
そんな方に、ノロウイルスの対策法をご紹介します。
日々の丁寧な手洗い
引用元:http://health-to-you.jp/
ノロウイルス対策に一番大切なことは「手洗い」
とくに、トイレ後、汚物や嘔吐物の処理後、食品の取り扱い直前は二度洗いをしていきましょう。
手洗いの際に指の間、指先、親指の後ろは念入りに洗いましょう。
忘れがちだったり、洗うのが不足だったりすることがあります。
石けんは良く洗い流し、共有のタオルではなく、すぐに捨てることできるペーパータオルを使用しましょう。
共有のタオルを使うと感染することがあります。
最後はアルコールがあればかけて消毒することをおすすめします。
とくに気をつけたい食品の加熱処理
引用元:http://airvariable.asablo.jp/
ノロウイルスを含めてウイルスは加熱されると活動ができなくなります(失性化)
ノロウイルスに汚染されている可能性が高い二枚貝は、 中心部を85℃以上90℃で1分半以上の加熱が必要です。
現時点ではノロウイルスの正確な加熱処理の温度や時間は分かっていませんが、
似たようなA型肝炎ウイルスは85℃以上で1分加熱すると、ウイルスは失性化します。
ただウイルスは含まれている環境によって、力を失う条件が変わってくるので、
加熱による処理はとくに気をつけて厳しくやることを推奨します。
毎日の健康管理
引用元:http://www.yomeishu.co.jp/
ノロウイルスの季節、毎日の健康管理が大事になってきます。
ノロウイルスは経口感染、接触感染、飛沫感染から起きるとされています。
そのために一番の対処は手洗い、うがいです。
また排泄物の汚れから感染が起きるので、 トイレも綺麗にしていきましょう。
使用前には除菌シートがあれば二回拭き、使用後にも手洗いを二回すると感染防止になります。
またノロウイルスは体が弱っていると、感染したとき症状の深刻度が増します。
睡眠不足やバランスの取れた食事をすることも必要です。
身の回りを清潔に保つ
引用元:http://www.drwallet.jp/
接触感染や感染したものを口に入れたことによる感染が見られるノロウイルスは、
周りを清潔することで感染防止することができます。
トイレのドアノブを消毒、お風呂を掃除し、お風呂道具から浴槽まできちんと洗いましょう。
感染するリスクが高くなるので、下痢をしている方は最後に入り、お湯を抜きます。
汚物・嘔吐物の正しい処理方法
引用元:http://www.grancreer.com/
対策を立てていたけど、それでもノロウイルスの感染者が出て嘔吐してしまったとき、
徹底的な消毒と処理が必要になってきます。
まず嘔吐物は絶対に素手で触ってはいけません。
すぐに捨てられる手袋をつけて、ノロウイルスが口に入らないよう使い捨てマスクをつけます。
嘔吐物はビニール袋に入れましょう。
このとき汚れを拭き取るときに使った紙も一緒に捨ててください。
きちんと袋を閉じて、消毒します。 消毒は塩素系漂白剤を使ってください。
アルコールや石けんでは意味がありません。
濃度は0.02%で掃除し、嘔吐物で汚れた場所では高濃度の0.1%で消毒します。
衣類は塩素系漂白剤はつけられないので、熱湯消毒や85℃以上の蒸気を当てましょう (スチームアイロンがあればなお良いです)
また衣類の下洗いをした場所も、ノロウイルスに汚染されています。
そのままにしないで消毒、掃除をします。 最後に手洗いを二度行いましょう。
きちんと洗ったつもりでも、指先についている可能性があるからです。
コメントを残す